第18章 ストリートバスケは大波乱!
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それを聞いた俺は大我にイラついた
氷室「あの時は残念だったが、俺も今年から日本に帰ってきて今は陽泉高校に通ってる!いつかきっとと思っていたが……今日こそあの時の約束を果たそう」
それを聞いた大我はグッと歯を噛み締めた
火神「タツヤ」
氷室「なんだ?」
火神「もうお前とは……」
俺は2号で大我の頬を叩く
火神「いってぇ!?って2号!、連れてきてなのか!?」
『大我にウジウジは似合わねぇし、鬱陶しい』
火神「は!?」
俺は2号を降ろしてお礼を言う
『2号サンキューな。話はだいたい分かった…でも最後に手を抜いた大我が悪いよな?』
そう言うとハッとしたように大我は俺を見つめてくる
氷室「……?」
火神「それは…もしあそこで勝ってたら…」
『辰也を兄と呼べなくなるし、そもそも本調子で勝つのは不本意だったかもしれねぇ。けど大好きなバスケで手を抜かれて嬉しい人はいねぇと思う。それに兄弟分じゃなくなったとしても二人が別人に変わるわけじゃねぇだろ?』
大我にそう言うとそうだなと呟いた
火神「そもそも俺がバスケを好きな理由は強い奴と戦うのが楽しいからだ。それはやっぱりタツヤが相手でもそうだ…だからサンキュー…腹は決めた!もし戦うことになったとしたら何があっても全力でやるよタツヤ!」