第16章 海?山?地獄の夏合宿!
うーん…テツのミスディレクション
あれをドリブルしても使えるようになれば…
なんて考えながら監督とお風呂を上がる
リコ「あー…サッパリした」
『そうっすね』
そんな事を言いながら廊下を歩いていると
カラカラと玄関の開く音
『「?」』
不思議に思い見に行くと
リコ「ひっ!?うわぁぁぁ!?」
『おぉ…』
汗だくで立っている大我
火神「今買い終わったんだよ!…あ、です!」
リコ「え?今まで?」
火神「体育館戻ったら誰もいねーし、どうせ飲むためじゃねーだろうけど、はい。」
ガサッと置かれたドリンクは誠凛の分だけじゃなく、秀徳の分も入っていた
『一体何往復してきたの?』
火神「あー…つっかれた!風呂風呂!」
言われた量をこなす所か完全に越えてる
成果が出るのはまだ先
だけどこのまま鍛え続ければ大我はきっととんでもない選手になる
けど…お風呂もう終わりのはずじゃなかったっけ?
『おーい、大我!』
火神「なんだよ!」
『風呂の時間終わりだから、これ使えよ』
俺が渡したのは制汗剤タオル(男用)