第15章 帰ってきたゴール下!
火神「たく……何を言い出すかと思えば……」
『んなのとっくに大我は気が付いてる』
そういうと驚いたようにテツは大我と俺を見た
火神「ずっと感じてたよ。そもそも俺とアイツらは同種だ。“キセキの世代”のバスケを否定して帝光中バスケ部を辞めた筈のお前が、こんな俺となんで組むのか、むしろ合点がいったぜ。バスケやる理由なんて人それぞれだろ?俺は別に」
言いかけた所でテツが否定した
黒子「いいえ!火神君はもう違います!火神君は信じてくれました。」
火神「圧倒的な力の前では力を合わせるだけじゃ勝てねーんじゃねーのか?」
黒子「あの言葉の真意は決別ではなく、お互い1度頼ることを止めて、より強くなるため……より大きな力を合わせて勝つために。だから訂正させてください!僕は誠凛に入って良かった。先輩は皆素晴らしい人達で、一緒に頑張る同級生もいい人ばかりで、火神君とさんは僕を信じてくれた。僕は帝光中“6人目”黒子 テツヤじゃない。誠凛高校1年黒子 テツヤです!」