第14章 決勝リーグ
幼い頃に亡くなったらしい…
「寂しくはないか?」
『平気だよ』
「そうじゃ!美味しい和菓子が手に入ったんじゃった!も食べるだろう?」
断る事は俺には出来ず頷く
『頂こうかな』
「おーい!昨日買った菓子を持って来い」
「畏まりました」
出された和菓子は…ショートケーキ
『ブッ…ふふっ…じっちゃん…これ…和菓子じゃなっ…!』
完璧に洋菓子だ
「ん?じゃあこれは?」
『よっ洋菓子だ…!』
笑いを堪えようとしても無理だった
じっちゃんたまに天然なんだよな
にしても和菓子と洋菓子を間違えるなんて思わなかった