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バスケと男装少女
第14章 決勝リーグ
「義和様…様がお見えになりました」
「通せ」
俺は着流しを着て襖の前で膝を付いて頭を下げる
『です。お久しぶりでございます』
「あぁ、入れ」
『失礼します』
襖を閉めて現当主義和様と顔を合わせる
「どうだ?学校は」
『俺には勿体ないくらい良い所です』
「そうか、気に入ってくれてるのだな?」
『はい』
凛とした声が行き交う
「むぅ…よ。ワシはお前を次期当主にしたい」
『………はい、存じております』
家当主になる資格は緩いが、女となるとまた別だ
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