第13章 少女の過去
俺はふとそんな事を考えていた
支え合うのがチームじゃねぇのか?
『はは…マジでつまんねぇ』
バスケは好きだが、“キセキの世代”に勝つ事を諦めてる奴らに対しても思った
『何が“キセキの世代”だよ?何が“キセキの7人目”だよ!』
巫山戯んじゃねぇ!と机を蹴り飛ばした
好きじゃねぇ!全てに対して
苛立った
それから直ぐに学校に退学届けを出して俺は姿を消した
全てがどうでも良くなったから
それからは朝からストバスに通い詰めた
『そう言えば…』
まだあの時はウルフカットじゃなく、普通に長かったがアイツ元気かな?