第36章 最終章
黒子「ですが…」
『良いって!甘えろよ、な?』
黒子「いえ、自分の分くらいは…」
良いからと笑うさん
その笑顔に弱いこと知ってるんですか?
と言いたくなります
黒子「分かりました」
『おう』
ニカッと笑うさん
黒子「そう言えば髪伸びましたね」
『尻尾見てぇだろ?』
結ってあるウルフカットの長い襟足を見せて笑います
黒子「ふふ、本当に尻尾みたいですね」
『切る時間が無かったからなぁ…。今度切る予定だ』
黒子「そうなんですか?綺麗なのに勿体ないです」
キラキラと光る銀髪を見て僕は素直にそう思いました