第30章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
シュートに行くときも、フェイクじゃなく途中まで本気で打ちに行ってる事だ
青峰「もう1つは推測でしかねーけど、紫原を挑発して怒らせたんだろう。何を言ったかは知んねーが、まっ元からあぁ言うタイプは嫌いだしな、アイツは。そういう伏線が紫原の体を咄嗟に動かしちまう……自分が嫌われてる事まで作戦に組み込んじまうんだから……人の良さそうな顔して、したたかもいいとこだ(多分、これはの作戦だろーけど)」
side
『鉄平、タオル』
木吉「おう、サンキュー!」
『鉄平悪ぃな…嫌な役やらせてよ』
木吉「のせいじゃない。それにあの作戦がなかったら無理だったよ」
そう言って鉄平は俺に笑った