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誘華

第4章 蓮巳/白い花


「ひゃぁっ」
「莉央、美味しそうです」
「え、ちょっ、束間さん!? 蓮巳さんがいるのにいいんですか!?」
「どっちも美味しくいただくので大丈夫です!」

 どうやらお預けしている間に梓川にも欲情したらしい。

「いや、でも、ここはさすがにっ」
「大丈夫です、さっき鍵をかけてきましたし、来客の予定も聞いてませんので」
「おい、勝手に進めるな」
「敬人さんはお仕事終わってからにします」
「…すまん、梓川、これだけ片付けたら代わる」
「そんなぁぁっ!」

 すまん、梓川。この書類の山は早々に片付けておかないとお前以外にもゆめの魔の手が伸びかねんのだ。

「あ、だめですって!」
「ふふ・・莉央ってば嫌と言いつつ身体は反応してますよ?」
「し、仕方ないじゃないですか! さっきまで散々身体いじられてたんですから!」

 ゆめの相手を梓川がしてくれている間、俺は書類の山を片付けた。その間、ゆめの楽しそうな声と梓川の鳴き声が事務所内に響く。

「あら、莉央。また胸が大きくなりましたね」
「ひゃっ、あ、それだめで…っ」
「莉央は胸を揉まれると弱いですよね」
「あんっ、ら、らめですってぇ…」

 俺も梓川と何度も仕事で一緒にしているから知っているのと、ゆめがレズAVなどでの仕事の話を聞いたりしたこともあるが、梓川は胸が弱い。スペンス乳腺もといBスポットを刺激されるとすぐに蕩けてしまう。

「はぁんっ、あぁっ」
「ふふっ、莉央、可愛いです」

 どうやらゆめは梓川を陥落させたらしい。これは帰りは送るべきだろうか。神崎を呼んでもいいが、たしか2本撮影が入っていたはずだからさすがに疲れているだろう。やめておこう。

「ふぁっ、や、あぁっ」
「あぁ…美味しそうですね…」
「ゆめ、もういいだろう」

 書類を無事片付け終え、荷物を持ってゆめと梓川のところに行くと衣類をはだけさせてなんともそそる姿をした2人がソファでまぐわっていた。梓川をゆめが押し倒し、貝合わせをしていた。
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