第4章 蓮巳/白い花
「…じゃあ、敬人さんがいったら終わりにします」
「は?」
ゆめはあろうことかそのまま俺にも混ざれと言う。見た限り梓川はもう既に出来上がっている。いや、ゆめが胸やまんこを擦り合わせているから休むに休めない状態だ。対するゆめは俺に挑発的な笑みを浮かべながらこの痴態を俺に見せつけている。
「ゆめ、度し難いぞ…」
「私のスイッチが入ったら欲張りになるのは一番ご存知でしょう?」
あぁ、これは…まさに度し難い状況だ。
「あとで覚悟しておけよ?」
2人の上にのしかかった。
「梓川、すまんがもう少しゆめに付き合ってやってくれ」
ズボンを寛げて目の前の痴態に馬鹿正直に反応している自身を取り出すと、貝合わせされた間にそれを入れた。
「ふぁっ、あ、やぁっ」
「あぁ…こりぇ、きもちぃ…」
俺の動きに合わせてゆめは勿論、梓川も腰を動かして自分の快感に身を委ねている。2人の熱に興奮している俺も自身が反応していることは明らかだった。
だが、早く終わらせたいこともあったので…
「ひゃぁっ、あ、らめっ」
「あぁっ、あ、あぁっ」
2人を早くいかせるためにゆめには耳たぶを口で刺激、梓川は胸を刺激しながら腰を動かして2人のクリトリスに当たるように自身を出し入れした。
「はぁ、あ、もぉっ」
「ゆめ、終わったら覚悟しておくことだな?」
「んぅっ、ふぁぁっ」
なんとか2人をいかせると、俺は近くに置いていたティッシュを取って自分の処理を済ませた。後は全て片づけを済ませて2人の身なりも整えて寝かせてから神崎へ連絡して梓川の迎えを頼んだ。
「……」
「蓮巳さん、束間さんどうしたんですか?」
「気にするな。少々羽目を外しすぎたお仕置きだ」
翌日から1週間、ゆめには事務仕事と性交禁止令を出したのは言うまでもない。