第2章 鬼龍+蓮巳/両手に華
「いらっしゃいませ、本日はうちの妹分を紹介させていただきます」
「ゆめと申します」
まずは蓮巳と束間で行うらしい。設定のとおりに、花魁とその妹分として演じている2人はとても綺麗だ。
「うちのゆめはとても良い音を奏でるのですよ。是非、お聴き下さい。ゆめ、近う寄りなさい」
「はい、姐様」
そう言って蓮巳は束間の腰を抱き寄せでキスをした。蓮巳のキスを、愛撫を受け止める束間は着物の袖口を握っていた。
「はぁ…あ…」
「ふ…」
蓮巳は束間の着物を崩すことなく、その上から愛撫をしていく。束間は涙目になりながら蓮巳を見つめた。
「姐様…」
「これだけでもうそんなに蕩けてしまうなんて…」
昨晩の名残があるせいか束間は蓮巳の愛撫で感じているようだ。仕事とはいえ、恋人が知り合いとやってる姿を見るのは少し胸が痛む。
「ゆめ、まずはお客様へご奉仕をいたしなさい」
「はい…お客様、僭越ながらご準備させていただきます」
合図をもらい、束間がこっちに来ると俺に寄り添って身体中をキスしてきた。首から下へと進むほど俺の着物も束間によって脱がされていった。帯の結び目も解かれて、あそこも出されてしまった。2人の蜜事を見てたこともあり、俺のペニスは既に立ち上がっている。
「ふふっ、ゆめ、一緒にお客様を極上の快楽へ誘いましょう」
「はい」
「……」
俺たちを観察していた蓮巳が近づいてきて、束間と一緒にしゃがみこんでフェラを始めた。正直2人の舌が気持ち良いし、色っぽいし、今にもいきそうだ。
俺は2人の尻に手を伸ばして撫で回すと、2人ともビクッと小さく震えたのがわかった。
「あ…んぅ…っ」
「はぁ…お客様、気持ちいいですか? いいのですよ、お出しください」
「うっ、くっ」
2人が目を合わせたのがわかると、2人は俺のペニスを甘噛みしつつ舐め始めたものだから俺はついいってしまった。