• テキストサイズ

絡み合う糸。

第4章 約束。




自転車を押す風磨と並んで歩く。



この茜色の空の下。


2人で帰るのは久しぶりだった。




「咲子さ...明日暇?」




「あ...えーと...用事ある...」




さっき健人とした約束だ。




「そっか...」





風磨はなんとなく寂しそうな声で言った。



「どうして...?」




「ん?なんでもない」



風磨は本当になんでもなさそうに




でも少し寂しそうに




微笑んでいた___________。
/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp