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絡み合う糸。

第2章 似ている私たち。


翌朝。


いつものように風磨が家に来た。



「はよ」


「...おはよ」



昨日のことがあったせいか...すごく気が重い。



「....なんか元気ないけど?」



「別に...」




私は鞄を前のカゴに入れて、荷台に腰掛けた。






「ちゃんと捕まってろよ?」




「うん...」



風磨の服を少し掴んだ。





いつもは大好きなはずの甘い香りも


今日はすこし嫌な感じ__________________。
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