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絡み合う糸。
第1章 好きなのに。
「でも...浮気とかって...」
「最低だと思う?」
私の言葉を中島くんが繋いだ。
「はい...」
「でも...キミは許せるの?キミの彼氏のこと...」
中島くんの問いかけに言葉が出ない私。
でも、答えは多分NO。
これからどんなに優しくされたって
「愛してる」と言われたって
あんな光景を目の当たりにして許せないと思った。
「もう一度聞くよ?俺と...浮気しませんか?」
微かにほほ笑んだ彼に
私は頷いてしまった。
きっと私は...
風磨より最低な人間になる....。
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