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70億分の2(高嗣ver.)

第1章 2人の時間


高嗣「こうやってと散歩するの、久しぶりだね」




突然が散歩しよって言ったから、オレンジ色に染まった川沿いを2人並んで歩いた。





「見て見て!こうしてみると高嗣と私、同じ身長だよ!」
高嗣「ほんとだ。でもは小さいから、俺の腕の中にすっぽり収まっちゃうんだよね。ほらね(笑)」



こうしてぎゅって抱き締めてあげると、の温もりが伝わってくる。





「もぉー、また小さいって言うー」





頬を膨らませ俺の腕の中でジタバタするけど、余程居心地がいいのか抜け出そうとはしないんだよね(笑)




こんな些細な幸せをくれるがいるから、今の俺がいる。



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