第2章 合宿
しばらくすると足音が聞こえた。
多分不二先輩と言う人かなぁ…そう思った
「五十嵐さん!」
あれが不二先輩なのかー…。
さて、どこから話せばいいのだろう。
私は紫苑じゃないって所からかな
「初めまして不二先輩私は紫苑ではなくルナだにゃー…」
そう思わず言ってしまったが不二先輩の反応は真顔で目を見開き私を見ていた。
頭大丈夫?って顔されてる。
そりゃあそうか会った瞬間に私じゃないとか言った所で信じてくれる訳じゃなく…ふと記憶を辿ると不二先輩が1番話しやすい、信じてくれるそう思ったから言ったんだけど言わない方が良かったのかもしれないのか……
「五十嵐さん…って呼んでもいいかな?」
ふと名前を呼ばれて私はびっくりした。
まさか信じてくれる?
「なんだよ…好きに呼べば良いさ」
きっと私は不二先輩を睨んでいる。
所詮男は男。やっぱり私は男が嫌いだ…紫苑がこうなったのも私が出てきたのも男のせい…
だから私はやっぱり男に頼ろうとしたけど無理だ見てるだけでイライラする…どうせこいつも私のでかいおっぱいに惹かれたに違いない。
そう思うとイライラしてきた。
話し合いなんてしたくなくなってきた…