第2章 合宿
sids....紫苑
びっくりした。起きたら目の前にリョーマ君いるし。
きっともうマネージャーなんてやれないなぁ……だってもしまた私が現れた時に次こそ最後までやりかねない
それに私を奴隷と見てる妹や姉の恋を応援しなきゃ私はきっと家に居れない。
そのまんま居たらリョーマ君好きだもん諦めれないと思う。
ふぁー。ちょっと眠くなってきた。横になろ。
私はベットの上で横になると
トントン。
「五十嵐さん大丈夫?」
外から不二先輩の声が聞こえた。
「大丈夫ですよ」
そう言って私はベットから立ち上がりドアを開けた。
「元気そうで良かった」
クスって不二先輩が笑う。
丁度不二先輩が来たからマネージャーを辞めたいって事伝えよう。
そう思って
「話があるので少し入って貰えませんか?」
そう言うと不二先輩は頷き中に入ってくれた。
椅子に座わり向かい合わせになった。確かに姉が好きになるは分かる顔は整ってるし…優しそうに微笑むし…。
「クスっ。ずっと僕を見てても僕は話は伝わらないよ」
笑われた。
確かに思わずずっと見てしまった。
「あ!す…すいません!えとですね、私マネージャー辞めたいんです入って来て直ぐなんですけど辞めれますかね…?」
そう言うと急に不二先輩は真顔になった。
「どうしてだい?」