第3章 「覚醒と壊れゆく心」
~ジン~
俺の腹減ったという一言で、夕食を食べることになった。
そんな中、ご飯を食べている時、ここの宿屋の店長が来た。
「…君達宛てに、手紙が届いている。確かに渡したからな。」
そう言って、カルツに渡す。
カルツは、受け取り封筒から手紙を取り出す。
カルツは、その手紙に目を通すと、俺達に言った。
「明日、フロトさんの所に行こう。話があるみたいだ。」
「フロトさんから?わかった、ジン!行こうね!」
「あぁ。」
俺とルカは、お互いに頷いて明日、フロトさんの所に行くことになった。
というか、話ってなんだ?
俺は、そんな風に疑問に思った。
俺は、バクバク食ったせいか、食べ終わるのが早かった。
カルツとルカは、俺の食べる早さに目を丸くしていた。
「ジン、もう少し味わって食べたら?」
「……上手い食べ物は、仕方ない。」
「何が、仕方ない?流石、ジンだ。面白いな。」
カルツとルカは、笑って俺もつられて、笑っていた。
その後、各それぞれ部屋に戻っていった。