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双子の心
第3章 「覚醒と壊れゆく心」
「……カルツ、寝るのか?」
「……少し、寝かせてくれ。なんだか………疲れた。」
カルツは、それだけを言って、規則正しい呼吸で寝始めた。
(………寝ちまったな。)
カルツの様子から見れば、かなり疲れていたのだとわかる。
俺は、大きく溜息をして天井を見上げる。
何故だか、急に俺の体が重くなり、ついでになのか瞼も重くなって、瞳を閉じる。
そして、夢の中へと導かれるのであった。
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