• テキストサイズ

双子の心

第2章 「始まり」


~ジン~

ある一部のカメラには、4人の黒いコートを着た謎の人物が映っていた。


俺達は、ジッとカメラを見ていた。


「ホントに、来やがった!!」


俺は、声を張り上げる。


「やはり、来たか。」


冷静な口調で言うフロトさん。


立派なスーツ姿をしている。


本当に生きていたのだった。


カルツが、フロトさんに向き合って言う。


「フロトさん。あの人達は………一体?」


フロトさんは、数秒黙ってそして、ゆっくりと口を動かす。


「そうだな。君達にも言っておくか。そうだな………アイツらは────。」


「そこまでです。」


フロトさんが言おうとした時、言葉を遮られた。


そして、黒いコートを着た謎の人物が、2人が姿を現した。


俺とカルツは、武器を構える。


レートさんやフロトさんは、驚いていた。


「目標(ターゲット)、発見シタ。攻撃ヲ開始スル。」


俺は、ルカに向かって声を張り上げる。


「ルカ!!俺達がここを引き受ける!!お前は、早くフロトさん達を安全な場所へ!!」


「う、うん!!わかった!!」


ルカは、頷いてフロトさん達と逃げ出す。


謎の人物は、舌打ちをする。


俺は、ニヤリと笑い………。


「カルツ。準備はいいか?」


「あぁ!いつでもOKだ!」
/ 134ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp