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双子の心

第1章 「取り戻し」


私は、完全に黙ってしまった。



そして…………。



「………な………んで……。私に……優しく……………するの…………?」


私は、やっとの思いで声に出した。


ガジルは、苦笑をして………。



「……なんでだろうな。」



そう誤魔化した。


私は、苦笑をしたが………頬に涙が流れた。



我慢が、出来なくなったからだ。



「…………っぅ………ひっく…………ぅ………。」



私は、ガジルの傍で泣き続けた。
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