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双子の心

第1章 「取り戻し」


フワ…………。


そっと………私を抱き締めたガジル。


流石に、この行動をとったガジルに、私は驚いた。



「ちょっ!?ガ、ガジル?」



ガジルは、黙っていた。






何故、この行動をとったのか、わからなかった。



ドクンッ…………。


でも、さっきから心臓が高まってきた。



(………な、何?この……………気持ち…………。)



ガジルが消えそうな声で言った。



「………泣けよ………。辛いだろう?お前………今でも泣きそうな……顔をしているぞ…?」

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