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双子の心

第1章 「取り戻し」


~ジン~


ルカが、やっと泣き止んだ。


カルツは、ルカに近づいた。



「ルカ………大丈夫か?」



ルカは、頷いていた。


カルツは、ルカの頭を優しく撫でていた。



(………さっきのカルツ………凄かったな………。)



あの時のカルツは、我を忘れていたな………。


俺は、カルツに近づいた。



「カルツは、大丈夫なのか……?さっき………凄かったぞ?」



カルツは、俺を見てすぐ俯いた。


カルツらしくはなかった。



「…………ごめん。さっきは、正気を失っていた。」
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