• テキストサイズ

聖夜の約束(太輔)

第2章 クリスマス・イブ


ー太輔視点ー



もうすぐコンサートが始まる。


衣装に着替え、最後に指で光る指輪を外しチェーンに通す。



裕太「ねぇねぇ、コンサートの時は必ず指輪を首からかけてるけど、どうして?」
宏光「確かに……そのまま指に付けててもいいんじゃない?」
高嗣「そうだよねぇ」
太輔「首から下げてる方が、自然と触れるじゃん(笑)」
裕太「なんだ、結局惚気じゃんか(笑)」
太輔「だから、惚気じゃないって(笑)」




俺は指輪にkissをするとステージに向かった。








俺はいつも通りステージで暴れた。

そしてメインステージから花道をファンの子達に手を振りながらセンターステージへ向かった時に、ある女の子が目に入った。




他の子は全身でアピールしてくるのに、その子だけは下を向いていた。



あれ?俺のファンじゃないのかな?たまのファンとか?



いつもならそれで終わるけど、なぜかその子が気になった。


俺がその子の前を通った時にその子と目があった。





その一瞬でわかった。






他のメンバーのファンじゃない……あの子は………






だ!



/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp