第1章 約束
ー3年後ー
太輔「それでその時に、このペアリングをプレゼントしたんだ」
そう言って2人にリングを見せた。
俊哉「へぇーそんなんだ。ガヤさんそのリング、いつも付けてるもんね」
裕太「けどさぁ、告る前にそのリング買ったんでしょ?もし振られてたらどうしてたの?」
太輔「大丈夫!俺は振られないから(笑)」
俊哉「そんなセリフ言ってみてぇ〜!」
そう、なぜか振られる事は考えてなかった。
自信はなかったけど、上手くいくと思ってた。
健永「なになに?」
高嗣「楽しそうじゃん!」
裕太「ガヤのノロケ話聞いてた(笑)」
太輔「惚気けてないし(汗)」
俊哉「充分ノロケ話だって(笑)」
あれから3年………。
あの日交わした、また2人で見にこようという約束はまだ守れていない…………