第3章 新たな思い出
ー主人公視点ー
コンサートが終わると、私は足早に会場を後にした。
「今年も付き合ってくれてありがとうね」
友達「どういたしまして(笑)今年も行くの?」
「うん、どうしても見たいから」
友達「そっか、じゃあ私は帰るね」
「うん、またね」
友達と別れ、ある場所へ向かった。
2人で見れなくても、毎年この場所に来ていた。
「今年のも綺麗だなぁ」
私は今年のも写真に収めた。
あの日から毎年撮っている。
あのもみの木の写真。
一通り堪能して帰ろうとした時に、携帯がなった。
『もしもし?』
太輔『?』