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鬼灯の冷徹 *短編集*
第4章 アマノジャク❇︎白澤❇︎
私には嫌いな奴がいる。
神獣、白澤。
なぜか昔からことごとく馬が合わない。
顔を合わせれば喧嘩ばかりで
獄卒の間ではと白澤は犬猿の中であることで有名である
女好きなあいつは私だけには手厳しいようで
周りからは
「好きな子だからついつい意地悪しちゃうんじゃないの?」
等と訳のわからないことを言われている
「普通、好きな子には優しくするものでしょ?」
とお香姉さんにに聞いたら、
「ふふっ。さぁどうかしらね」って流された
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