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シャーマンキング

第1章 0



ここは出雲

大きな神社


麻倉家

代々続くシャーマン一家


「なあ、海依。一次予選が終わって速攻帰ってきたけどよ。ほんとに葉に会わなくていいのか?」


と鞄から顔を覗かせたウサギのぬいぐるみが喋る



「いいのよ。葉も近々帰ってくるもの。」
と鞄をぶら下げている少女。


「なんでそんなこと‥‥‥‥」


サァーと風が吹き


木が揺れる



「来る。ラビット!」

とウサギのぬいぐるみの耳を持ち鞄から引っ張り出す


「はいよ!」

返事をするウサギ



「オーバーソウル 地獄の大鎌」


ウサギのぬいぐるみが持っている小さな鎌が巨大化する



襲いかかってきたのは小鬼たち



一気に切り刻まれた小鬼たちは葉っぱへと姿を変えていく




「よくやったの。海依」

と木の影から出てきた老人


「じいちゃん。今さら小鬼なんて軽い軽い。ってか手加減してたでしょ」

この少女の名前は

麻倉海依(あさくら るい)

水色の長い髪にスラッとしたスタイルのいい容姿

セーラー服を身に纏い
首には数珠をぶら下げている


「わかるかの?」

と口角をあげて笑う老人


麻倉葉明




「たく、じいさん。お遊びにもならねーぜ」

このウサギのぬいぐるみ


ラビット


海依の持ち霊


人形にも魂は宿る


まさに魂の宿ったぬいぐるみ




「ラビット、ずいぶん偉い身分になったのう。ところでなにしに来たんじゃ?」


とラビットから海依に向きなおす葉明


「じいちゃんに短期間で巫力を上げれる方法ないか聞きにきたの」




「短期間で巫力を?まあ、ここで長話もなんじゃし、家に行くとするかの」
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