第7章 日向 翔陽 【お泊まり】
今日は部活が午前練で終わりだから○○が俺の家に泊まりにくる よっしゃ!まじ今日の練習に力が入る
早く部活が終わってほしいなんて初めて思った
俺バレー馬鹿だからいつも○○のこと後回しにしちまうけど今日はずっと一緒にいられる
絶対○○が喜ぶようにしなきゃなヘマなんかできねー
うぅー今から緊張してきちまったやべー
「おっ日向!どーした?!」
「いやっちょっと緊張で腹が....」
「なんの緊張だよ笑」
田中さんが俺の背中をバシバシ叩いてきた
「今日彼女が泊まりに来るんすよ」
なっなに?!日向に彼女が?!しかも泊まりにだと?!!
「お前まじか...ほらよこれいるんじゃねーか?」
なっなっなんてものを田中さん.....
さっさすがに泊まり初めてでヤるとか俺そんなん無理っすよ
「おぉー田中、日向おはよーどーした?」
「あっ!スガさん!はよっす!今日日向の彼女が日向の家泊まりに来るんすよ!だから俺これやったんすよ」
「お前それよけーな事じゃねーか?日向固まってんぞ笑」
きょっ今日がはっ初めて.......っ緊張が....
「日向ー?大丈夫か?お前どうせDTだろ?今日じゃなくてもいいんだぞー お前ら付き合って何ヶ月だ?」
「ごっ5ヶ月です」
「キスはした?」
「しっしました かっ数えれる程度ですが」
多分10回はしてる俺し始めたら長いから○○が怒るからあんましないようにしてるけど
裏でオオカミな日向くんであった
「じゃあそんな焦んなくていいべゆっくりで3回目とかもう少しお泊まり重ねてからでもいいべ」
すっ菅原さん...
涙目になりながら俺を見ていた
そんなに緊張してたんだな笑
「もう田中余計なこと言うなよ?分かったか?」
「はっはいっす!」