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ハイキュー 短編小説

第5章 赤葦 京治 【夏祭り】


今日は夏祭りが近くで行われる日なのにバレー部は朝からずっと練習をしていた

「あぁー練習もいいけどよー祭り行きてぇー!」

「木兎さんしょうがないじゃないですかさぁやりますよ」

木兎さんが今日は夏祭りなこともあって少し機嫌が悪い俺だって早く終わって○○と夏祭りくらい行きたいですよ

「あぁ彼女いるやつはいいなーてかバレー部で行こーぜ!なぁあかーし!」

俺に彼女がいることは言っていない 何故ならバレるとすごく面倒だからだ どーして言わなかっただの裏切り者だのと言われて厄介なことになる

「俺は行きませんから」

「なんでだよーいいじゃねーかー彼女もいないんだろ?学年1モテくるせして」

はぁー断ったら断ったで面倒いし行ってもめんどいだろうてか○○と行きたいんだから俺は絶対に今日はつきあわない

「今日は忙しいのでお断りさせていただきます」

「ちぇーつまんねーのーまぁ猿とかと行くかー」

ふぅー良かったこれで部活が終わったら○○と行こう

よし部活終わった あいつ今電話でれるかな?まぁしてみるか

プルルルルプルルル

「もしもしー?赤葦君どーしたの?」

「あぁ○○、今日のこと忘れてないよな?」

えっとーあぁー夏祭りね

「覚えとるよー部活終わったー?」

「あぁ終わったよそれじゃぁ行こうか」

「うん!少し待っててすぐ家出るね!」

「あぁゆっくりでもいいよ 気おつけてね」

「はーいまた後でねー!」

プツ

さすがに浴衣は来てこないかな?来年は頼んでみよう

少ししてから

タッタッタッ 「あっ!赤葦君!」

○○が少し急ぎ気味に来た

っ!!!浴衣じゃないか はぁー1本とられたな笑

「おっお待たせしました」

「そんな急がなくても良かったのに笑」

はぁー疲れたー浴衣気崩れてないかな?気おつけてきたけど

「だって待たせられなかったし 早く会いたかったしね!じゃ早く行こー!」

っ不意打ちはずるいな○○ 会いたいって俺もだよ

「浴衣似合ってるね 可愛いよ」

そう笑顔で赤葦君は言ってくれた

「ありがとう////」

○○少し照れてるねかわいいな

「よし行こうか」

スッ ギュッ 手を繋いでくれた

「○○危なっかしいからね笑それと男避けかな」

爽やかな笑顔で少し照れるようなことを言われた
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