第67章 憤怒
主「ひゃわああっ!」
陸奥守「おはようさん。短刀ばかりじゃのうて、わしも構うて欲しいがよ」
主「むっちゃん…。勿論!はい、ぎゅーっ!」
ビックリしたあああ…。
でも構って欲しいだなんて可愛いかよ!
私は応える様に陸奥守に抱きついた。
陸奥守「ゆんべはわしらが飲ませ過ぎたからのう…飯、そんな食うとらんかったじゃろ?すまんかった」
すまなさそうに言っては頭を優しくポンポンと撫でる、陸奥守。
主「ううん。私こそ、酔って絡むは抱きつくわ…本当ゴメン」
陸奥守「酔うた勢いゆうがはえいもんぜよ、主から抱きついてくれるんじゃからのう…」
ハァァァァァ…。
そうは言ってくれるも、思い出せば思い出す程自らの失態の数々。
暫く禁酒かな…うん。
今日の朝食は燭台切と歌仙が主に、皿等を出したり配膳したりと手伝ってくれたのは浦島と物吉。
昨日の事はあるが、歌仙も皆を仲間として見てくれている様だった。
朝食を済ませ、片付けが済む。
そこで、私は今日の内番の発表をする事にした。