第66章 朝の教訓(*)
するすると私の衣服を脱がし、下着越しに秘部にそっと触れる。
その時、くぷっ…という小さな水音に続き、下着にじんわりと染みが広がる。
宗三「……主も嫌では無い、と」
クスリ、と小さく笑う宗三の顔を見て胸がぎゅっと締め付けられた様に苦しくなる。
今まで見た宗三の表情で、一番綺麗な笑顔だと思った。
優しくて、幸せそうな笑顔。
ああ、この笑顔が見れるなら私は何を捨てたって構わない。
そう、心の底から思った。
主「宗三……キス、して欲しいな…なんて」
やっぱり駄目だよね…。
諦め半分で言っては顔を背けた。
次の瞬間、顎を軽く掴まれ目線が合うように戻される。
すると、キリッと目を細めて見つめる宗三と目が合った。
不意に垣間見えた男の顔に、ドキンと鼓動が大きく跳ねる。
宗三「貴女だけがしたいだなんて思わないで下さいよ…っ」
途端、近付いて来た宗三の唇に私の唇は塞がれていた。
不意に宗三の熱い猛りきった男根の先が秘部へと宛がわれる。
驚き、焦る内心。
そんな…まだ入らない!
主「宗三っ!?そんな…っ、入らないって!」
しかし、私の制止虚しく宗三は私の中へと押し入ってきた。