第60章 嫉妬と初恋(*)
圧迫感に涙が零れる。
けれど、身体も落ち着いてきた。
主「も…だいじょ…ぶ、だから…うご…いて?太郎…」
太郎「主様は、煽るのがお上手…ですね…っ」
主「ひっ…んやぁあああああっ!!!」
そう言って腰を動かし始める太郎太刀。
奥を抉るかの様に押し上げ、また内壁を削るかの様に動く異物感に涙が零れる。
苦しいし僅かに痛みもある、けれどそれ以上に狂おしいまでの快感が身体中を走り抜ける。
主「ァッ…ぁ…ヒンッ…も、だ…アアアアッ!!」
プシャッと音を立て、秘部から勢い良く潮を噴き出す。
それを目にした太郎太刀は一瞬不思議そうに目を丸くするも、クスッと小さく笑う。
太郎「お気に召して頂けた様で…っ…何よりです…くっ…」
主「も、や…だぁ…っ!あた、頭…変に…な…るぅぅっ」
突き抜ける様な快感の中、自分ではどうしようも無くて自らの髪を掻き乱す。
でも、太郎太刀はまだ果てる事も無く腰を打ち付け続けた。
私が何度果てようと果てる事無く突き続けられ、溢れ出た唾液を口の端から溢し涙で頬を濡らし嬌声を上げ続ける。
もう…自分でも分からない程、何度もイッてしまった。
今の私は太郎太刀の目に、どう映っているのだろう?
酷く映っていないと良いな…。
なんて冷静に考えれてしまうのは、もう意識が朦朧としている所為。