第48章 幸運の三条
主「はうぅぅ、可愛いぃぃ!いくらでもするぅぅ、ぎゅぅぅぅぅっ」
なんて可愛いんだ、また尊い天使が増えてしまった…。
癒される…癒され過ぎて溶けてしまいそうだ。
今剣「あは、そんなにぎゅってしたらぼくつぶれちゃいますよー。あ、そうだ…ここに岩融はいるのですか?」
主「いわ…とおし…?ううん、その子はまだ来てないね」
今剣「そうですかぁ…」
残念そうに肩を落とす、今剣。
主「岩融って、どんな子なの?」
今剣「岩融は、つよくてかっこよくて…おおきくてすごいんですよ!いっしょによしつねこうをおまもりしていたんですっ」
まるで自分の事の様に、えっへん!と胸を張って見せる今剣。
誰か、この子が可愛過ぎる件について議論しないか…っっっ!?
主「へえ、凄いんだね!じゃあ、岩融が来てくれるの一緒に待ってくれるかな?私も今剣ちゃんの大好きな岩融に会いたい!」
今剣「うーん…そうですね、あるじさまとごいっしょならとてもたのしそうです!ぼく、ちゃんといいこにして岩融を待ちます!」
彼の可愛さに、思わず頭をわしゃわしゃと撫でてしまう。
すると、子供らしく無邪気に笑う…その姿がより一層彼の魅力を引き立てている。そう、私の瞳には映った。
主「よーし、じゃあちょって待ってね?」
今剣「はーい」