第45章 病気と鶴
昼食を終え、私は審神者部屋に戻って来ていた。
やはり体が重い…二人を相手に、あんな行為をしてしまった後だからだろうか?
長谷部には、此れからの近侍を私に決めて貰いたいと言われた。
今日は色々あったが、鶴丸が務めてくれる事になった。
しかし、毎日交代での近侍か…うーん。
主「うーん、どうしようかな…」
一先ず、その日その日の朝に伝える事にしよう。
明日の近侍は…江雪!よし、君にしよう!私は台の上のメモ用紙に、近侍 江雪 と書き記した。
あー…何かボーッとする。
和泉守「主殿、入って構わねぇか?」
何だが体に力が入らない…と、冷静な思考とは真逆に私は床に倒れ込んだ。
座ってて良かった…部屋の外から何やら声が聞こえた様な気がしたが、これ以上考える余裕が無い。
私は身体に命令されるまま、目を閉じた。