第41章 初めての万屋
?「ど…うし……て?」
主「君、すっごく可愛い。もうね、こんなクズな男の所になんか居させたく無いくらい!」
?「………っ」
男審神者「うっせぇんだよっ!」
主「…ぐっ!!」
服を脱がされて下着が露となってしまった胸が押し潰れる位、更に壁に押し付けられる。
苦しさと痛みに顔が歪み、目頭が熱くなっていく。
?「み…みだ…乱…藤四…郎」
主「っ…乱ちゃん…っていうのかぁ。ねぇ…つっ…どうして、そんなに泣いてるの…?」
鶴丸、燭台切、歌仙の三人だけじゃない。他の審神者が連れていた刀剣男士も苦しみ蹲っていた、きっと動けた刀剣男士は主を連れて逃げたのだろう。
三人は、絶望を見る様な目で私を見ていた。
そんな顔しないで…私は皆を幸せにしたいって、するんだって決めたのに。こんな顔させて、私…審神者失格だ。
乱「…僕は…主様の物だから……」
主「君は物じゃない!君達は…私達人間の為に戦って……やぁあ!!」
男審神者「お前は俺の所有物だ。良い、お前への仕置きは帰ってからだ」
乱「主様の物で…でも、僕は物じゃ…無い?……っ!?」
ブツブツと呟く乱。
しかし、男から仕置きという言葉を聞けば恐怖した様に突然震え出した。
不意に右胸を鷲掴みにされ、キツく揉まれる。
痛い何てものじゃない…激痛が走り、自然と浮かぶ涙が頬を伝って流れ落ちる。
痛い…でも、目の前で泣きながら震えるこの子の方が痛そうで…。