第35章 五振りは突然に
陸奥守「はっはっはっはっはっ!!!ほんに元気のええ主ぜよ。気に入った、わしの嫁にするちや!」
長谷部「はあ!?き、貴様、何を!?」
和泉守「…っ!?」
主「あの…ぅ。冗談でしたっていうオチだったんですが…」
陸奥守は私の肩を抱き、豪快に笑っていた。
長谷部「~~~~~!!お前達、さっさと行くぞ!!!」
と、長谷部が二人の首根っこを掴み、強引に表へと連れ出した。
一気に賑やかになった、私は幸せ者だ。
これからまだ増えるのかな?それなら本当に楽しみだ。
私は誰も居なくなった静かな部屋で、嬉しさに頬を弛めた。