第35章 五振りは突然に
こんのすけ「審神者!!!!」
主「ひゃああ!?こ、こんのすけ?」
太郎太刀と次郎太刀、二人と別れ廊下を歩いている時だった。
突然大きな声が聞こえたと思ったら、目の前で丸い煙の玉が現れ、ポンッという音を立ててこんのすけが姿を現した。
一体どうしたと言うのだろうか…どんな状況でも、こんのすけがこんなに取り乱した姿を見た事が無い。
こんのすけ「政府が…政府が…」
主「まさか……」
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主「私クビーーーーーーーーーー!?」
こんのすけ「五振りもの刀剣をお与え下さいましたぞーーーーー!!!」
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ん?今何か違った様な…?
主「ねぇこんのすけ、もっかい教えて?」
こんのすけ「ですから、貴女様に新たな刀剣男士を五振りも、政府がお与え下さったのです!!」
ええええええええええええ!?
良かった…私クビじゃない。
じゃなくて!
五人も家族が増える!!
主「や…やったぁああああああああああ!!!!!」
私はあまりの嬉しさに、その場でぴょんぴょんと飛び跳ねた。
主「どこ!?審神者部屋!?」
こんのすけ「は、はい。確かもう送られて来ているかと……っ!?」
こんのすけの返事を聞いた瞬間、私は駆け出した。
折角来てくれたのに、刀のままになんてしておけない!
審神者部屋に着き襖を開けた瞬間、目に飛び込んできた五振りの刀。
やっぱり、全部一緒に見える…。