第32章 お薬を作りましょう(*)
主「ぁ…アァッ…ん…やぁ…っ…も、だめ…ぇっ!」
薬研「ああ、達っちまいな…くっ…俺ももう…っ!」
主「んっ…やぁ…っ…ひっ…あぁあああッ!!!」
薬研「ぅ…く…締ま…る…っ!くっ…ぁっ!!」
ギリギリで中から自身を引き抜くと、私にではなく台の縁へと白濁を放った。
それから私達は身なりを整えていた。
何てアブノーマルな場所で…台の上って…。
少し冷静になり醒めてくる脳で、状況を把握すると襲い来る罪悪感。
場所もそうだが、三日月に未遂といえど加州、そして次は自分よりも幼い見た目の薬研。
…大丈夫なのかな、逮捕されたりしないのかな?
薬研「大将、何考えてんだ?」
主「ぃ、いや、何も?」
薬研「だが、俺は三日月の気持ち…少しは分かるぜ?」
え…?
どうして今、三日月の話が出て来るの?
薬研の言葉に耳を疑い、目を丸くして彼を見た。
主「ど…ういう…こと?」
薬研「ま、実際のところは旦那に直接聞くこった。俺は…思っても言いふらしゃしねぇから安心しな」
自分よりも小さな薬研に頭をぽんぽんと撫でられる。
やっぱり、男らしいんだよなぁ…。
かっこよく…見えてしまう。
その後、まだ薬詰めの作業があると言う薬研と別れ、私は審神者部屋に寄り着替えを持って風呂へと向かった。