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私の本丸
第29章 波乱の予感
食事を食べ終え、そろそろ部屋に戻ろう…そう考えるもやはり立つ事が出来ない。
すると、食事をさっさと食べ終えた蛍丸に抱き上げられた。
主「ひゃあっ」
蛍丸「じゃ、誰かに盗られちゃう前に、主は俺が部屋に連れてくね」
そう言うと、広間からスッと出て行く蛍丸。
きっと、立とうに立てない私に気付いてくれての行動だろう。
ああもう惚れる!
しかし広間から出る間際…。
?「はあああああああああああああああ!?」
という大声が聞こえて来た事だけが、僅かばかり私の不安を駆り立てた。
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