• テキストサイズ

エコール・マジック

第1章 特別授業









教頭の話に、クラトスは黙り込んだ




「んじゃ、その怪しい噂や現象から調べていけばいいんだな?」



「ええ。
寮に行けば私と連絡取れるようにしてあるわ。
とりあえず、この用紙を持って、明日高級寮に向かってね」





教頭は一枚の黄金でできた用紙を俺に渡した




「・・無理はしないでね。」




「ああ、俺、平和主義だから変なことはしねぇよ。」




俺は教頭から黄金の用紙を受け取り、クラトスと共に教頭室を出ようとした




「おい、クラトス行くぞ」



「・・・・・」



「クラトス?」




「・・あ・・ああ。」



「?」



俺は今、クラトスを疑心した


もともとこういう奴かもしれないが

今、確かに瞳を赤く光らせ、手が震えていた



そして、意識がどこかおぼろげのような・・そんな状態だった。






/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp