• テキストサイズ

【ジョジョ第5部】Destino!【ブチャラティ】

第2章 clienti abituali -常連客-





それから数日もしない内に、また2人がフリルトに来てくれた。

ジョルノはいつも来てる常連だから、ピークの時間帯を避けてよくここに来る。

今日もそれを狙ってやって来た。


「…あ!ジョルノ!ブチャラティさん!」


休憩中だった私はカウンターから降りて2人の方へ行く。


「ブチャラティさん、また来てくれたんですね?」

「あぁ」

「嬉しいです!」


思わず笑顔がこぼれてしまう私に、彼は優しく笑ってくれた。


「君が今座ってた席の隣、オレ達も良いか?」


「もちろんです」と返すと、2人は私の席を挟むようにしてカウンターの席に座った。

私はカウンターの中に入り、コーヒーを淹れる。

2人は席に着くなり、ジョルノはきょろきょろと店内を見回す。


「マスターは?」

「買い出しよ。いつもは私が行ってるんだけど、お店忙しくて私がまた休憩取れなかったから代わりに…」


私は2人に淹れたてのコーヒーを差し出す。

3人で午後を過ごすのもいいなぁなんて思っていると、ジョルノはブチャラティさんを見ながら言う。


_
/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp