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【R18】Morning Glory Fizz【番外編】

第2章 お正月【R18裏】




この顔をする時は
大概何か企んでいる時の顔だと
珍しく危機察知能力が働いた


私はソファーから
立ち上がり隣に座っている
秀一さんの前に立つ


両手で軽く拳をつくり
それを腰に当てて
少し前屈みになりながら
秀一さんの顔に
自分の顔を近付けた


『まーた何か企んでますよね!』


赤「ホォー…は
俺の表情を読み取る事が
出来るようになったのか…
このまま成長すれば
FBIになれるかもしれんな…」


と、前屈みになった私の
頭をぽんぽんと大きな手で撫でてきた


私はその大きな手を両手で捕まえた


『え、FBIになるには今から
アメリカ合衆国教育長官認定機関組織に
認定されている四年生大学通わないと
行けないじゃないですか…それに
アメリカ国籍でも無いし…
後免許も取らないとって…そうじゃなくて!』


まんまと話を逸らされたと思い
むぅっとすれば
秀一さんが抱き寄せてきて
私は片膝を秀一さんの
脚の間に付く形になる


秀一さんは私の胸に顔を埋めた


『秀一さんっ…』


秀一さんは私が着ている
上半身のパジャマをぺらりと捲り
背中をつーっと撫でてくる


『…あっ…』


急な刺激に思わず声が出てしまった


赤「の身体は
少しの刺激だけでも感じるんだな」


と、いやらしく言われた


『…ち、違いますっ!
今のはびっくりして…こらっ』


秀一さんは捲ったパジャマを
胸が見えそうになる所まで
捲り上げようとした


それを手早く阻止する


赤「…ダメか?」


秀一さんは手の動きを止めて
両手を私の腰に回して
上目遣いでこちらを覗き込んできた


その表情に
引き込まれそうになったが
瞬時に首を振って我に返る


『ダメですっ!』


そんな攻防を続けながら
私たちは年を越した



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