【R18】Morning Glory Fizz【番外編】
第5章 バレンタイン沖矢の場合【R18裏】
唾液を絡ませて
舌を使い裏筋を舐め上げれば
頭の上から吐息が聞こえた
気持ち良くなってくれているのが
嬉しくて一生懸命、愛撫する
昴さんはそんな私の頭を
よしよしと撫でてくれた
『…んっ…は…んっ…』
私は自身の先に吸い付いたり
キスをしたり
手の動きは
握る強さに強弱をつけたりを
繰り返した
すると、急に昴さんが
後頭部をグッと押し付けて
口の中がいっぱいになり
苦しくなった
沖「…っ…出しますよ…」
その言葉と同時に
口の中に水っぽい欲を吐き出された
苦い味が広がる
沖「…早く吐き出して下さい」
私は首を横に振って
ごくん、と飲み干した
沖「こらっ」
『…だって、私は"昴さんだけ"だもん
こんな事、他の人のならしません』
昴さんは私の身体を
抱き上げて膝の上に乗せると
ぎゅうっと抱き締めた
沖「分かってました…
さんが男なら誰でもいいとか
そんな事、最初から思ってませんよ
でも腹が立ったのは事実です」
『ごめんなさい…』
沖「それに媚薬を仕込んだのも
さんじゃないんでしょう?」
『え…気付いていたんですか?』
沖「ええ、さんが
そんな事をする筈ありませんから
彼が仕込んだのでしょう」
『たぶん…』
沖「あのチョコは是非、
さんに食べて欲しかったですね」
『…もう媚薬は勘弁です』
昴さんはくくっと喉の奥で笑った
盛るのも盛られるのも勘弁だ…
沖「さて、一緒に
お風呂に入りましょうか」
昴さんは私を抱えたまま
お風呂場に向かい、脱衣所で私を降ろすと
マスクと変声機を取り払った
赤「、おいで
沖矢昴にいじめられた分
俺が可愛がってやる」
そんな事を言われて
お風呂場でもう一度
いじめられたのは言うまでもない
fin.
2019.2.11
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