• テキストサイズ

【R18】Morning Glory Fizz【番外編】

第4章 バレンタイン安室の場合【R18裏】





安「…抱いた時に
媚薬の所為だったとしても
少しでも僕を求めてくれて
嬉しかったですよ」


『…もう、あんな事しないで下さいっ』


安「可愛かったなぁ…」


と、私を抱き締める腕に
力が入ったのが分かった


『…安室さん、苦しいっ』


そう言えば安室さんは
身体を離してくれた


安「今から一緒に
チョコレート作りましょうか」


そういえば、
作り方教えてくれるって
言ってたなぁ…


『媚薬無しでお願いします』


安「はいっ」


チョコレート作りの前に
シャワーを借りてサッパリしてから
キッチンに立った


それからチョコレートの作り方を
教えてもらって
何とか可愛らしいあの宝石みたいな
チョコレートが完成した


冷やして固めている間に
安室さんがお昼ご飯を作ってくれて
一緒に食べたり
のんびりとした時間を過ごした


時刻はすっかり夜になっていて


綺麗なラッピングに包まれた
箱を紙袋に入れて
お家で食べてくださいね
と安室さんに渡された


安室さんは何だか満足したようで
すんなりと私を今朝待ち合わせた場所まで
送ってくれた


安「ちゃん」


その時、初めて
幼児化した私の事を
安室さんは名前で呼んだ


『安室さん…?』


安「次会う時も僕に構って下さいね?」


『ふふっ…』


大きな大人が何言ってるんだ


『…仕方ない人ですね』


安室さんが向ける笑顔に
私も笑顔を返した






fin.


2019.2.10


.
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp