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【R18】Morning Glory Fizz【番外編】

第3章 バレンタイン赤井の場合【R18裏】




赤「、何を
そわそわしているんだ?」


もう寝る準備をして
秀一さんの部屋のベッドで
2人で寝転がっていた


『え、何でもないですよっ』


秀一さんは幼児化した小さな
私の体を腕の中に包んだ


赤「抱かれたいのか…?」


そう言いながら
耳元に唇を寄せてくる


『んっ…ちがっ、
もー、早く寝てくださいっ!』


赤「俺は毎日抱きたいんだがな…」


そんな事を言い合いながら
眠りついた


だが、私は寝たフリをしていて
秀一さんが眠るのを待っていた


秀一さんが眠りについたと思わしき頃に
ベッドからするりと抜けて
キッチンへ向かった


目的はチョコレートを作る為だ


こそこそ企んでいると
イタズラもすぐに思い付くもので…


私はいつぞやの
昴さんとケーキを作ろうとした時に
生クリーム塗れにされたのを
思い出していた


これは仕返しをする機会だと
せかせか準備をする


小さい体だと
何かと不便だなぁ


高い棚に入っている物は
椅子を持ってきて
その上に乗らないと届かない


椅子を運んで
棚の真下に置くとその上に立って
棚の上に置かれたボウルを取り出す


お鍋でお湯を沸かしている間に
買って隠しておいた板チョコを
刻んでボウルに入れる


湯煎で溶かして
指で触れても熱くない温度まで冷ました


そのボウルごと持って
秀一さんが寝ている部屋に戻ってくる


どうやら秀一さんは眠っているみたいだ


私はボウルを横に置いて
秀一さんのパジャマのボタンを
ドキドキしながら外していった


イタズラをする時は
こんなにもワクワクするのかと
子供の頃に戻った気持ちでいた


体は子供なんだけれど…


全てのボタンを外すと
秀一さんの厚い胸板と
見事に割れた腹筋が露わになる


ボウルの中の溶かしたチョコレートに
指を突っ込んで絡めると
その絡めた指を秀一さんの肌に
付けてやろうとした瞬間…


バッと手首を掴まれて
それを阻止された


赤「夜這いとはいい度胸だな…」




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