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再開した時には組織の一員でした

第1章 file.1 前編


「...夢?」

ふっと現実に戻り見慣れた天井をぼんやり見つめた。

誰だろうあの人...

知ってる人だと思うんだけど思い出せない。
数分考えてみるが結局思い出せないまま、彼女はむくりと体をお越し、サイドテーブルに置いてる腕時計で時間を確認すると、ゆっくりベッドから降りた。


「ベル姉?そろそろ行かなきゃ遅れるよー?」


アンティーク調のドアを軽くノックし、カチャリとゆっくり扉を開ければ、日の光を浴びてキラキラとしたブロンドの髪の毛をひとつに結えてる最中の女性が扉に目を向けた。

「なぁに?まだ大丈夫でしょう。」

「何言ってるの。
今日はパーティーの前にジンとウォッカと会わなきゃいけないんでしょう?
時間通りいかないとウォッカはともかくジンが痺れをきらしちゃうよ。
ジン怒らすとめんどくさいんだから。
今日は私もベル姉と一緒だからってジンに時間通り来るように念をおされてるんだから。」

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