第1章 俺達のペースで……
こんな俺を好きだと言ってくれたちゃん
「宮田く〜ん」
ちゃんと見る世界は余りにも綺麗で、周りがどんなに早く過ぎ去っても、ちゃんと一緒なら、何もかも大丈夫な気がする!
俊哉「ちゃん、遅くなってごめんね」
「大丈夫だよ」
俊哉「行こっか!」
「うん!」
俊哉「はい、手かして!」
だからずっと、このまま2人手と手繋いで
ゆっくり歩いて行こうと思うんだ。
変わらないものが無いことも知ってる。
けど、この手を握る強さや交わす言葉の温度は、どんなにケンカしてもきっとそのままだと思うから。
俊哉「ねぇねぇちゃん」
「ん?何?」
俊哉「今度コスプレして、一緒にイベント行こ!」
「じゃあ、宮田くんが選んでね。どのコスプレにするか(笑)」
俊哉「おまかせあれ!」
だからさ、このままゆっくり俺達のペースで
歩いて行こうよ ねっ
君とずっと………
ーendー