第2章 ばらばらになる新撰組
次の日になり私達は江戸へと着き不知火さんは用事があると言って消えた。
私は自分の家へと行くと原田さんがいた、私を見るいなや抱き付き言った。
原田「すまない千鶴守れなくて、一人で来たのか?」
千鶴「いえ不知火さんが送ってくれて」
原田「あいつが?」
私は新撰組の屯所に行き皆無事だったのを安心して向かえてくれた、私は縫物をして何時ものようにお茶を淹れていた。
原田さんと永倉さんは飲み屋に土方さんに内緒で、私はある日一人で自分の家へと行き、父様が帰っていないか確認するがいない後から声がして振り返ると風間さんがいた。
風間「こんなところにいたのか我が嫁」
どうしてここに? 私は後ずさりするが壁にぶち当たる逃げ場はないどうしようと思っていると風間さんの後から声がして頭に銃がつけられ、その人物は不知火さんだった。
不知火「風間言ったはずだぜ、強引は嫌われると」
風間「貴様俺に銃を向けるか?」
私は壁に寄りかかったまま何も言えずにいた。
不知火「向けるのは理由がある、幕府にまだ抗い羅刹の研究を綱道としてるだからな」
風間「時間が経ちすぎてしまったから、ここは退く」
風間さんは消えてしまった不知火さんは銃をしまい私を見て言った。
不知火「今さっき原田が新撰組を離隊した」
原田さんが? 私は家を出て巡察をしていた平助君に聞いた。
千鶴「平助君原田さんが新撰組を抜けたって本当?」
平助「本当だよ、千鶴も鬼の見方だったんだなさようなら」
千鶴「待って平助くん!」
平助君は行ってしまい私はその場に座り込んでいた、すると後で不知火さんが言った。
不知火「すまない」
千鶴「・・・・・」
不知火「侘びにはならないが原田を追いかけるか?」
千鶴「はい」
私と不知火さんは原田さんを追いかけ、情報を集めて追いかけていた不知火さんは風間さんの行方も両方追いかけていた。