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君の声で

第13章 8年経って









店内に入ると、お洒落なシャンデリアが目に飛び込んでしかし気取らず、堅苦しくないディスプレイ。カジュアルな感じでお客の層もみんな私たちくらい。



「へえ~素敵なところだねえ」



高い天井や辺りを見回し、初めて来たこのお店に感動する。



「でしょ、でしょ?1度でいいから
 ここに来てみたかったんだ
 芸能人御用達で予約取れないんだよ」



と自慢げにニッコリ微笑んだ。



「へえ、またよく取れたね」

「ふふん、まあね!出来るCAですから」



彼女は仕事が出来るから、仕事関係の付き合いも御偉いさん達から引っ張りだこなんだろうな、なんて思いながら。






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